子どもの痛み、発熱に。カロナールを市販薬でご紹介

 病院で最も使用されている痛み止め、熱冷ましのお薬
アセトアミノフェンをの市販薬(小児用)をご紹介させていただきます。 

 処方箋でもらうアセトアミノフェンはアンヒバやカロナールという名前のお薬です。 


すなわち、 

アセトアミノフェン 

=カロナール(散剤20%、散剤50%)、アンヒバ(坐剤)...処方箋の名 

=ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(ねつ、痛み)、小児用バファリンC II、小児用バファリンチュアブル、バファリンルナJ
..市販薬の名 

ということです。わかりにくいですね。 


そもそも小児が使用できる解熱鎮痛剤はアセトアミノフェンのみなのでご注意を。 


ではこちらの市販薬4つをご紹介します。 

・ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(ねつ、痛み) 

・小児用バファリンC II 

・小児用バファリンチュアブル 

・バファリンルナJ 


 年齢により使用できる市販薬が異なりますのでご注意を。 


・1-10歳:ムヒのこども解熱鎮痛顆粒(ねつ、いたみ) 

 1包あたり150mgの製剤でいちご味のお薬です。 

1歳-2歳:1回1/2包75mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。   

3歳-6歳:1回2/3包100mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。  

※2/3包ですが動画にありますように、服用量分だけ個装袋を折り曲げてから開封すると、

適量を計りやすく、そのまま清潔に保存できます。 

↓企業HPの動画です。 

https://www.ikedamohando.co.jp/qa/qa_anpanman_kaze.html#anc05 

7歳-10歳:1回1包150mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。 




 ・3-14歳:小児用バファリンC IIまたは小児用バファリンチュアブル 

バファリンC IIはフルーツ味のお薬、バファリンチュアブルは口の中で溶けるオレンジ味のお薬です。   

1錠あたり33mgの製剤です。 

 3歳-6歳:1回3錠99mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。 

 7歳-10歳:1回4錠132mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。 

11歳-14歳:1回6錠198mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。

 

 ・7歳以上(小学生以上):バファリンルナJ 

 口の中で溶ける苦くないフルーツ味のお薬です。 

1錠あたり100mgの製剤です。 

 7歳-10歳:1回1錠100mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。 

11歳-14歳:1回2錠200mg 1日3回毎食後最低4時間あけて服用してください。 




 アセトアミノフェンはお子様で唯一使用できる解熱鎮痛薬であるので、常備薬としてもどうでしょうか

本日もご覧いただきありがとうございました。






Natural-beauty-pharmacy's Ownd

薬剤師をしております。 病院、薬局、ドラッグストアでの経験を踏まえ役に立つお薬の情報を発信しています。よろしくお願い致します!

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