乾燥肌に。ヒルドイドを市販薬でご紹介

病院で最も使用されている保湿剤
ヘパリン類似物質の市販薬をご紹介します。


 処方箋でもらうヘパリン類似物質は
ヒルドイド、ビーソフテン、ゼスタック、ヘパリン類似物質という名前のお薬です。


 今回は処方箋でもらうお薬、ヒルドイドと
市販薬のヒルマイルドを中心にお話しさせていただければと思います。 


 処方箋でもらうヒルドイドには下の写真のように4種類あります。

 ・ヒルドイドソフト軟膏 0.3% : クリーム油中水型 25g・50g 

・ヒルドイドクリーム0.3% : クリーム水中油型 25g 

・ヒルドイドローション 0.3% : 乳剤性基剤 25g・50g 

・ヒルドイドフォーム0.3% : 外用エアゾール剤 92g 


 ヒルマイルドは
クリームとローションがあります。


 ・ヒルマイルドクリーム0.3% 60g 

ヒルマイルドクリームはヒルドイドソフト軟膏と同じお薬です。

 ヒルマイルドクリームは60gですが、
ヒルドイド軟膏 は25g、50gの製剤があります。 





ヒルドイドクリームと同じではないのでご注意を。 

詳しく説明しますと
クリームとは
クリーム油中水型とクリーム水中油型の2つを指します。

 ※油中水型...水溶性の薬を油で包んだもの、水中油型...油溶性の薬を水で包んだもの 


しかし軟膏は
クリーム油中水型のことしか指しません。 


 ご参考までに 

・クリーム油中水型である処方箋のお薬 

ヒルドイドソフト軟膏、ヘパリン類似物質油性クリーム「各種」 

 ・クリーム水中油型である処方箋のお薬 

ヒルドイドクリーム、ビーソフテンクリーム 、ヘパリン類似物質クリーム「各種」 


 ・ヒルマイルドローション0.3% 60g   

ヒルマイルドローションはヒルドイドローションと同じお薬です。 

ヒルマイルドローションは60gですが、
ヒルドイドローションは25g、50gの製剤があります。





ローションは乳剤性と溶液性に分かれますが 

ヒルマイルドローション、ヒルドイドローションはどちらも乳剤性であるので
溶液性より水っぽくなくミルクのような使用感となっております。 





ちなみに、処方箋でもらうビーソフテンローションは溶液性となっております。

 こちらのお薬は血行を良くするお薬でもあるので
乾燥していない場所に使用すると痒みが生じます。 

掻痒感でこちらの商品を使用する場合は乾燥肌に使用するようにしてください。 


本日もご覧いただきありがとうございました。      



Natural-beauty-pharmacy's Ownd

薬剤師をしております。 病院、薬局、ドラッグストアでの経験を踏まえ役に立つお薬の情報を発信しています。よろしくお願い致します!

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