本日は、病院で最も処方されている
痛み止めの貼り、塗り薬
ロキソプロフェンナトリウム水和物の市販薬をご紹介します。
処方箋でもらう、下の写真のようなロキソニン外用が
市販薬と結びつくように写真で分類します。
2020年8月25日より薬剤師がいない場所でも購入することができるようになりました。
医療用のロキソニン®は
ロキソニン®Sと同じく第一三共ヘルスケア(医療用のロキソニン®は第一三共)が販売しております。
主成分、その含有量、製造している会社が同じなので、
処方箋でもらうお薬と同じものが市販薬として販売されています。
15歳以上に使用するようにしてください。
こちらの市販薬4つをご紹介します。
・ロキソニン®Sテープ (7cm×10cm)7枚入り、14枚入り
・ロキソニン®SテープL (10cm×14cm)7枚入り
・ロキソニン®Sパップ 10cm×14cm 7枚入り
・ロキソニン®Sゲル 25gチューブ
・ロキソニン®Sテープ (7cm×10cm)<7枚入り、14枚入り>
=医療用 ロキソニン®テープ50mg (7cm×10cm)、ロキソプロフェン®テープ50mg(7cm×10cm)
こちらは50mg製剤です。
1日1回貼付で24時間効果が持続します。
こちらの商品のみ7枚入りと14枚入りがあります。
・ロキソニン®SテープL (10cm×14cm)7枚入り
=医療用 ロキソニン®テープ100mg(10cm×14cm)、ロキソプロフェン®テープ100mg(10cm×14cm)
こちらはLがつきますので100mg製剤です。
1日1回貼付で24時間効果が持続します。
・ロキソニン®Sパップ 10cm×14cm 7枚入り
=医療用 ロキソニン®パップ100mg(10cm×14cm)、ロキソプロフェン®パップ100mg (10cm×14cm)
こちらはパップ製剤です。
100mg製剤のみの販売となっております。
1日1回貼付で24時間効果が持続します。
・ロキソニン®Sゲル 25gチューブ
=医療用 ロキソニン®ゲル1%<25gチューブ>、ロキソプロフェン®ゲル1%<25gチューブ>
症状により、適量を1日数回患部に塗擦する。
→6時間おきが良いかと思います。
こちらはゲル製剤です。
医療用と同じ用量であり25g製剤です。
<テープとパップの違い>
粘着性の違いです。粘着の強度がかぶれやすさの違いにも繋がります。
どちらかというとテープを選択する患者さん、医師が多いです。
テープ:しっかりと貼れるが、かぶれやすい。
パップ:かぶれにくいが、はがれやすい。
<ゲルの選択>
テープ、パップで使用しにくい場所(関節がある場所、肩など)の使用をお勧めします。
先日発表された
雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)が選ぶ
今年のヒット商品ベスト30のうち
ロキソニンS外用薬シリーズは28位にランクインしております。
買いに来られる患者さんは非常に多かったので
薬剤師の対面がなくなり、さらに増えることが予想されます。
<ご参考までに...>
ロキソプロフェンナトリウム水和物...成分名
=ロキソニン®(テープ50mg・100mg、パップ100mg、ゲル1%<25g・50gチューブ>)、
ロキソプロフェン®(テープ50mg・100mg、パップ50mg・100mg、ゲル1%<25g・50gチューブ>、
外用ポンプスプレー1%)..処方箋の名
=ロキソニン®S外用薬シリーズ(テープ<7枚入り、14枚入り>、テープL、パップ、ゲル)...市販薬の名
本日もご覧いただきありがとうございました。
0コメント